addiction to you~想いが繋げる恋心~


その言葉を聞き目を丸くした。


そして、その後不敵な笑みを浮かべる。


「必要ない?この子達は私にとって大切な子供ですよ」


はっきりした物の言い方。


真実と判る。


「なのに、大切なプログラムを創っている最中にリズムが姿を消したんです」

「…マスター」


それがさっきのだろう。


しかし、未完成。


「そのプログラムって何なんですか?」

「″ココロ・プログラム″」


感情がないアンドロイド。


未完成の機械。


足りないのは感情。


それを創る為に研究したのに当の本人が消える事体。


「キルで初めてプログラムが正常に機動したのですが他の3人は駄目でした。ドールとキティに未完成の物を加えると壊れる恐れがありリズムで試してたんです」

「如何してリズムだけが平気なんです?」

「二人は最初の頃に創り出したアンドロイド。内部に配置してある物が違いすぎるんです」


二体のアンドロイドを創って心がなく断念。


しかし、その後様々なデータを入手して再挑戦。






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