addiction to you~想いが繋げる恋心~


寂しそうな顔になる真冬。


そんな真冬の頭を優しく撫でた。


「なるべく電話するから」

「無理をしすぎては駄目ですよ。仕事を抱え込んでいると聞きました」


このままでは過労で倒れるかも知れない。


そうなれば芸能界を休み事になる。


仕事のしすぎは体を壊す。


それを恐れているのだろう。


「大丈夫。俺は約束したからさ」


そう言いながら真白は微笑んだ。


けど、不安はなくならない。


大きくなるばかりだった。







< 213 / 274 >

この作品をシェア

pagetop