addiction to you~想いが繋げる恋心~
男達はニヤリと笑う。
「俺等には関係ねー事さ」
銃口を真白に向ける。
引き金を引けば殺されるだろう。
だけども恐怖に負けず真白はおくさない。
バンッ
引き金は引かれたが当たっていない。
「何で、こんな事になってるんですか…」
今にも泣きそうな姫がそこにいた。
撃たれそうになていた真白を姫が助けた。
「きぃちゃんこそ…何で飛び込んできた!!」
「人を護るのに理由が要りますか!!」
真白の怒鳴り声より大きな声で姫が叫ぶ。
理由など要らない。
魂の篭った姫の想い。
助けたいから助ける。
「餓鬼が一人増えたとこで何も変わんないがな」
そう言われて瞬間姫は相手を睨みつけた。
子供とは思えない威圧感。