十夜

藤原は我慢ができなくなったのか、頭元の引き出しから慣れたように避妊具を取り出すとごそごそし始める。

瞬間、空洞だった穴が埋められていく。

藤原はあたしの上で必死に腰を振る。


そんな惨めな男を下から眺める。
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