十夜

そろそろ限界が近付いているのか息はさらに荒くなり、惨めさは増す。


あたしって…。
いつから男を見下すようになったんだろう。
こんな人生歩むはずじゃなかたんだけどなぁ…。


藤原は限界に達したのか半端ナイ息使い。
自分のモノを抜いてあたしの横にぐったりと寝転がる。


ふと『疲れたぁ』なんて声が聞こえる。

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