CURODO
ドジ
「こっち!」
ぐいっと真矢に手をひっぱられた。見ると、そこはビルの駐車場だった。入っていくと、パパッと暗い明かりがついた。
「でも、なんで追っ手に場所が分かったんだ?」
「・・・あっ」
思い出したように真矢がポケットからごそごそと何かを取り出す。
「もしかして、コレ?」
真矢が取り出したのは、携帯電話。
「お前何でそんなん持ってんだよ!」
「イマドキの小学生なら誰だって持ってるわ。幼稚園児でも持ってて当たり前の時代よ?」
えっへんと威張る真矢を見て思わずため息が出た。
「GPS付いてんだろ、それ!」
「あっ。」
慌てて切ったがもう遅い。階段の方からコツコツという足音が聞こえた。
ぐいっと真矢に手をひっぱられた。見ると、そこはビルの駐車場だった。入っていくと、パパッと暗い明かりがついた。
「でも、なんで追っ手に場所が分かったんだ?」
「・・・あっ」
思い出したように真矢がポケットからごそごそと何かを取り出す。
「もしかして、コレ?」
真矢が取り出したのは、携帯電話。
「お前何でそんなん持ってんだよ!」
「イマドキの小学生なら誰だって持ってるわ。幼稚園児でも持ってて当たり前の時代よ?」
えっへんと威張る真矢を見て思わずため息が出た。
「GPS付いてんだろ、それ!」
「あっ。」
慌てて切ったがもう遅い。階段の方からコツコツという足音が聞こえた。