僕に必要だったもの〜春の過去〜

「俺が罪だったらお前の方が重罪だよ。女の子より可愛いじゃん」


准のコンプレックスを虐めるのが日々の楽しみ。


「…っ!!!それを言うなって何度言ったら分かるんだよッ!?」


耳まで真っ赤になった准を見て俺はとっさに走り出す

「待て!!!!春〜!!!!」



後ろから馬鹿デカイ声で俺を追って来る准。


あの小さい体からどうやってあんな声が出るのが分からない。




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