僕に必要だったもの〜春の過去〜

こんな毎日を当たり前のように過ごして…、


1年、2年、3年と過ごした。



………………………
………………………


春は早くも高校生になってから4回目を迎えようとしていた。


「春〜写真撮ろうぜ!!」

3年前と変わった事。


准が20センチも身長が伸びて俺と同じ身長になった事。

それに比例して…

あの可愛いかった顔もどんどんカッコイイという顔になっていた。


「今いく−」


俺だって成長した。
一応童貞を捨てしたし、それなりの恋愛だってした。


だけど、やっぱり本気っていう気持ちにはなれなかった。


自分の本気がどれくらいの程度なのか、わかんないけど何となくそう感じる。



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