メガネ×愛【短】
「藍音・・・起きて」
「んっ・・・カエデちゃん?」
「寝顔可愛すぎ」
カエデちゃんの香りのするベッド。
私はここで寝ていた。
家は目の前だし、いつ帰っても大丈夫。
それに、もう夜中みたいだし・・・。
「お前の親には連絡しといた。そしたら、『もう1週間でも1年でも楓くんなら藍音を預けてもいいわ♪』って」
「お母さんッ・・・はぁ・・」
「ダメ・・・なの?」
「ダメじゃない。ていうか・・嬉しい」
「上目遣いとかヤバイから」
優しくキスを落とされる。
カエデちゃんはメガネをかけていた。
だけど、私はそれを外した。
「何で?」
って聞かれたけど・・・
私が好きなのはメガネのカエデちゃんじゃなくて・・・
素のカエデちゃんだもん。
メガネ・・・しててもカッコイイけど、
素のカエデちゃんもカッコイイよ♪
ずーっと私の傍にいてね。
メガネ男子。
*end*