-月の果てreplay story-


「────…はい」


スワローズから不機嫌な声が上がる。



そして、スワローズは


目の前の金髪で蒼い瞳の

キルトに似た男を睨みつけた。




「そんな目で見なくてもよくない?」


目の前の男、否



ジェオルドは、

ははっと苦笑いを浮かべた。




「すいません」


スワローズは、

その視線を変えずに言った。



「………まぁ、いいけどさ」


ジェオルドは、ふぅと溜め息をついた。
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