-月の果てreplay story-


──…しばらくして、

イノセントが寝静まった後..


ソフィは、しばらく

その寝顔を見つめていた。



───…トントン、


「どうぞ」

ドアをノックする音にソフィは応えた。


──…ガチャ

と現れたのは、スワローズだった。


「姫様、失礼します」

スワローズは、ソフィに一礼をした。



───…スワローズは、あの日。

私に口づけをしてから

私に触れなくなった。


悪かった、と反省しているのかしら?



「少女のお世話、ご苦労様です」


とスワローズは、

ソフィから少し距離をとって言った。
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