-月の果てreplay story-
"いいえ"
とスワローズの否定の声が
真っ直ぐに延びる。
"──…いつか、いつの日か。必ず──様にも日の光が当たる日が来ます。その日が来たとき、貴方がその調子でどうなさるおつもりですか"
とスワローズは、
少しきつい口調で言った。
"……来ないわよ"
ソフィの表情は曇ったままだ。
"来ます"
スワローズの口調は、変わらない。
そんなスワローズに
ムッとしたソフィは
"──…じゃあ、教えて。そのときが来たら私は、どうすればいいのかしら?"
とスワローズに訊ねた。