-月の果てreplay story-
「───…当たり前」
とジェオルドは、バスケットを
人差し指で揺らしてみせる。
───…!
「それは──…」
「これ、なーんだ?」
とジェオルドは、
2つの銃弾を摘んでみせる。
「──…あっ!」
「そこのメイドさんは…、さ。こうなること分かってたんじゃないの?」
───…うそ、うそよ。
うそじゃなきゃ困るわ───…
だって、そうじゃなきゃ..
どうして?
こんな馬鹿なことを──…