-月の果てreplay story-


「姫様……、お忘れですか?」



スワローズの静かな声に

ソフィは、ふと視線を揺らせた。



「例えそうなってしまったとしても、私が貴方を護ります……そう、言ったでしょう?」



「スワローズ……っ!!」


ソフィは、ベッドから飛び出してドアを開きスワローズにしがみつくようにして抱きついた。



そんなソフィに優しい微笑みを向けて




「私だけは、貴方の味方です」


スワローズは、

柔らかくソフィの頭を撫でた。
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