-月の果てreplay story-
──…そうよ、
キルトになんて負けないわ──、
絶対にね!
次の日の朝、食堂の中。
「あっ、ソフィおはよう」
キルトは、
ソフィに爽やかな笑みを向けた。
デカルトやメイドも合わせて
ソフィに礼をした。
貴方の、笑顔を見たのは
何日ぶりだったかしら──…?
スワローズは、
無表情にソフィの表情を垣間見た。
「……………」
よくもまぁ、ぬけぬけと……っ!!
ソフィは、グッと怒りを堪えると
無言でキルトより
数メートル離れた席に着席した。