-月の果てreplay story-


「──…まずいですね」


デカルトは、ふぅと溜め息をついた。




「何が」


キルトは、

不機嫌そうに自室の中を彷徨いていた。




「ドスラクト教が動いてるんですよ」



…………な、


「なんで早く言わない!?」


キルトは、

真っ青にデカルトに詰め寄った。
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