-月の果てreplay story-
「………す、スワローズ?」
「私は、幼少の頃のより貴方を…、キルト様よりも近くで見守ってきました」
「なのに──…」
スワローズの瞳が嫉妬に歪む、
「どうして、キルト様なのですか?」
─────…ドクンっ、
ソフィの心臓は、飛び跳ねる。
「どうして、私ではいけないのですか?」
「…………あ、」
「私は、貴方を泣かせたりなんてしません。絶対に貴方の傍にいると誓います」
ソフィの瞳は、大きく揺れた。