-月の果てreplay story-


そして、起こったのが


あの事件───…




私は、姫様をお側で支えた。


何の感情も見せようとしない姫様を



一番近くで支えていた──…




大切に、大切に..






それでも、


姫様は放心状態で

泣き声さえあげなかった。



その時、私は久し振りに


"辛い"と感じた───…
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