-月の果てreplay story-


そんなある日の事だった。


あの日は、

やけに月が近くて重々しい夜空だった。




それは、

私が姫様を寝かしつけている時。






ガチャッ──…


急に開いた扉。



スアレスが扉の方へと視線を移す、




そこにいたのは──…
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