絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
05-☆キミオモウ星☆-
朝日がカーテン越しにあたしのベッドを照らす。
「ぅーん…」
寝返りを打とうとするあたしの身体が突然、ピクリと止まった。
そして、そのままぎこちなく目を開けて時計を見る。
…現在時刻・六時ジャスト。
あたしがいつも起きているのは、五時。
「…寝坊したぁっ!!」
ヤバイよヤバイよ!!
今日だってバイトで、沙貴さんの弟も来るのに!
あたしが勢いよくベッドから起き上がった時だった。
…なんだろう。ダルい。
身体が言う事を聞かないよ。
重力に逆らえないまま、あたしの身体はベッドに引き戻された。
…もしかして、これって。
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