絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
自覚した途端、顔が熱くなっていくのが分かる。
…好きな人に寝顔見られるとか、すごく恥ずかしいんだもんっ!!
あたしは両手で真っ赤になっているであろう顔を隠しながら、岬サマを盗み見た。
「…岬サマ、学校は?」
「んなもん休んだ」
顔色を変えずに淡々と話をする岬サマ。
岬サマの話によると…
本当ならば笹山さんがあたしの看病をするはずだったんだけど、用事が入って出来なくなったから、岬サマをここに残してあたしの看病をお願いした、という事らしい。
奇跡だ。
あたしの看病を岬サマがやってくれるなんて。
急に襲ってくるドキドキに、あたしの体温は急上昇した。
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