絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



自覚した途端、顔が熱くなっていくのが分かる。


…好きな人に寝顔見られるとか、すごく恥ずかしいんだもんっ!!



あたしは両手で真っ赤になっているであろう顔を隠しながら、岬サマを盗み見た。




「…岬サマ、学校は?」



「んなもん休んだ」




顔色を変えずに淡々と話をする岬サマ。



岬サマの話によると…

本当ならば笹山さんがあたしの看病をするはずだったんだけど、用事が入って出来なくなったから、岬サマをここに残してあたしの看病をお願いした、という事らしい。




奇跡だ。

あたしの看病を岬サマがやってくれるなんて。



急に襲ってくるドキドキに、あたしの体温は急上昇した。




.
< 125 / 394 >

この作品をシェア

pagetop