絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
あたしは驚きながらもキッチンであぐらをかいている岬サマの元へ。
「何やってんの?こんなニオイに煙を発生させてから!」
「…っせーよ」
顔を俯かせて答える岬サマ。
あたしは岬サマが何をしていたのかを知りたくて、辺りをそっと見回してみた。
流し台には、たくさんの残飯が。
床には、おたまやフライパンなどの調理器具が広がっていて。
そして、ニオイや煙の発信源だと思われる温め中の鍋には、何がが沸騰している音がしていた。
「岬サマ何してたの?」
「…見んなっ!!」
岬サマの静止を振り切ったあたしは、鍋を見る為にコンロの前へと移動した。
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