絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
突然のあたしの行動に岬サマの表情が固まる。
「おまっ…何してんだよ!」
「何って…おかゆ食べてるんだよ?岬サマが作ってくれた」
「俺が聞いてんのはそんな事じゃねぇ。
そんなモン食ったら腹壊すだろ?」
普段のイメージとは間逆の発言をする岬サマに、あたしの顔が少しだけ綻ぶ。
こんな岬サマを見る事が出来るのは…あたしだけなんだ。
「大丈夫だって!
それより、あたし病人なんだよ?こんなに暴れさせていいの?」
「…それは………」
「あたしの勝ちみたいだね」
ニコッと笑うあたしに、岬サマは少しだけ困った顔をした。
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