絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



突然のあたしの行動に岬サマの表情が固まる。




「おまっ…何してんだよ!」



「何って…おかゆ食べてるんだよ?岬サマが作ってくれた」



「俺が聞いてんのはそんな事じゃねぇ。

そんなモン食ったら腹壊すだろ?」




普段のイメージとは間逆の発言をする岬サマに、あたしの顔が少しだけ綻ぶ。


こんな岬サマを見る事が出来るのは…あたしだけなんだ。




「大丈夫だって!

それより、あたし病人なんだよ?こんなに暴れさせていいの?」



「…それは………」



「あたしの勝ちみたいだね」




ニコッと笑うあたしに、岬サマは少しだけ困った顔をした。




.
< 132 / 394 >

この作品をシェア

pagetop