絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



「…飯出来たっつってんだろ。

さっさと起きろや」



「ふぇっ?」




心地よい眠りを妨げられたあたしは、突然の声に飛び起きる。


目の前を見ると…明らかに不機嫌な表情の岬サマ。


…やばい。

あたし怒らせた?




「み…岬サマ?あたし何か…」



「何かじゃねーよ。

俺が一体どのくらいお前を起こしてたんだと思うんだよ!」




不機嫌そうな岬サマの声に、あたしは恐る恐る時計を見る。


時計は、チクタクと音を立てながら、八時を指していた。

八時って…夜の八時?



どうやらあたしはお昼からこの時間まで爆睡していたらしい。




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