絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
脅威の自分の睡眠力に恥ずかしく思いながらも、あたしは岬サマの顔を見ていた。
…岬サマって本当に綺麗な顔立ちをしてるな。
岬サマのお父さんとお母さんが見てみたいよ。
「あのさ、岬サ―――」
「つかダイニングで笹山がお前が起きるのを待ってるぞ?」
「えっ、笹山さんが?」
あたしは予想出来ない事実に思わず声をあげてしまった。
岬サマの両親について聞きたかったんだけどな。
…また今度でいいか。
あたしはニッコリ笑顔を浮かべると、一足先に部屋を出て行った岬サマを追い掛けるようにして、ダイニングへと向かった。
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