絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
もう冬休みに入ろうとしている時に、聞き慣れない単語。
あたしはもう一度まじまじと編入生を見た。
「…あの髪の色、やっぱり岬サマに似てるんだよなぁ」
「アンタはいつでも岬サマばっかりなのね」
茜がそう呟いた瞬間、あたしの背後に何かの気配を感じた。
振り向いた時には、既に遅し。
「うぎゃあっ…!」
「おはようさん!アンタ見ん顔やなあ。隣のクラスかなんか?」
なんであたしに…
「なっ何してるの?」
「何って…ギュウってしてるんやで!」
「ちょちょちょっ…!」
抱き着いてるのーっ!?
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