絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
あたしの爆弾発言に、岬サマの口の震えは止まらない。
…言っちゃった。
岬サマに、言っちゃった。
「琴弥、おま―――」
「よしっ!これで、あたしと岬サマは仲直りしたあっ!
そういう事でいいんだよね?」
「あ…ああ………」
岬サマの返事を聞くと同時に、あたしは家の中に入った。
あたしが靴を脱いでいる間も、岬サマはポカーンと突っ立っている。
「岬サマー?入らないの?」
「…入る」
そんな岬サマの顔が少しだけ赤いと思ったのは…あたしだけかな?
さっき、半分告白したような物だったけど…
岬サマは、あたしの気持ちに気付いてくれたら嬉しいな…。
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