絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



スーパーでは、クリスマスには欠かせないシャンメリーやチキンなどを買った。




「琴弥、どんな料理作る予定なの?」



「えっと…まずチキン焼いて、グラタン作って、ポテトサラダ作って…

あともちろんケーキも!!」




あたしが指を折りながら数えていると、見覚えのある車があたしの横に停まった。


そして、運転席から出てきたのは…




「お疲れ様です、琴弥様」



「さ…笹山さん!?」




いつものようにスーツをきっちりと着こなして、笑顔をあたしに向ける笹山さんだった。


車の進行方向的に、仕事が終わりマンションに向かおうとしていたらしい。


突然の登場に驚くあたし達を見て、笹山さんは後部座席のドアを開ける。




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