絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



あたしの目の前では、ポテトサラダを美味しそうに頬張っているダイ君と、それを必死に止めている茜の姿が。


笹山さんは、そんな二人を見ながら微笑んでいた。




「…琴弥ちゃん、美味いで!」




さっきまで沈んでいた気持ちも、ダイ君の笑顔と言葉のおかげで、少しは軽くなったような気がした。




「…ありがとね、ダイ君」



「どういたしまして!」




…やっぱりダイ君は、太陽だ。


みんなを照らす、大切な存在だ。




「あーもー!ダイ君が食べるから、あたしも歯止め効かなくなったじゃん!」



「あ…茜?」



「という訳で、あたしもいただきまーす!」




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