絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



そんなあたしの行動を伺いながら、母は話し続ける。




「…だけどね?ちょうど一週間前だったかしら?

岬君からあたし達の元に電話が来たの」



「岬サマから!?」




あたしは思わず、岬サマの方を見る。



岬サマはあたしから顔を逸らしていたけど…

なんだか照れているようにも見えた。




「岬君はずっと言ってた。

「琴弥が会いたがってるから、どうか日本に帰ってきてください」って…。


…だから、あたし達は短い時間だけれども、帰国する事を決意したの」




母は全てを話し終えると、「ね?あなた」と父に同意を求める。


お父さんもただ首を縦に振っていた。




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