絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



「さあさあ、琴弥様と岬サマも座りましょう?

折角のクリスマスイブが台無しですよ?」




あたしと岬サマの口喧嘩が始まろうとした時、運よく笹山さんが仲裁に入った。


…危なかった。

あたしまた岬サマと喧嘩する所だったよ…。



笹山さんの言うとおり大人しく椅子に座ったあたし達を見て、ダイ君がテンション高く叫び出す。




「メリークリスマス!」




ダイ君の声を聞いた瞬間、みんなが一斉に料理を食べ始める。


あたしの両親も「料理上手くなったね」と褒めてくれるし、あたしは充実感と達成感でいっぱいだった。




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