絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
「よかったですね、琴弥様」
「笹山さん…」
ずっと突っ立っているあたしを見て、笹山さんはニッコリ微笑むと、地下駐車場へと足を運び始めた。
「おやすみなさい、岬様、琴弥様」
「おやすみなさい、笹山さん」
「…じゃあな」
笹山さんを見送ると、あたしは岬サマと共にエレベーターへと向かった。
今日の岬サマはなんだか、
あたしよりも、大人に見えた。
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