絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
「ここ最近、ずっと顔に書いてあったんだよ。
おまけに、お前ずっと落ちてたしな」
「…岬サマ、ひょっとしてエスパー?」
「ちげーよ。お前が分かりやすいだけだっつーの」
岬サマは、自分の髪の毛をくしゃくしゃにしながら天井を見つめる。
あたしも、岬サマにつられて天井を見つめた。
…嬉しかったよ。
岬サマがあたしの気持ちを分かっていてくれた事。
「メリークリスマス、岬サマ」
「ん…」
「ちょっと!岬サマも言ってよ!」
「分かったよ…!
メリークリスマス、琴弥…」
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