絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
何事もなくファミレスに到着すると、急いで更衣室に入る。
いくら平日とはいえ、冬休みのこの忙しさは尋常じゃない。
いつもの倍は来てるんじゃないかってくらいに、お店は活気に満ち溢れていた。
「あ、百瀬チャンだ!」
「お疲れ様です、沙貴さん!」
ちょうどあたしが着替え終わった所で、更衣室に沙貴さんが登場した。
私服という事は…沙貴さんもこれからバイトみたい。
「イブの日はゴメンね?
あたしちゃっかりシフト入れてて」
「いえいえ、ダイ君が沙貴さんの分まで盛り上げてくれたので、全然大丈夫ですよ!」
「何それーっ!!」
沙貴さんは笑いながら出勤の準備をしていく。
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