絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
予想通り、今日も店内は大忙し。
ダイ君と色々お話したいなと思っていたんだけど、そんな余裕もなく、あたしは一生懸命働いていた。
それでも、あたしは忙しい方が好き。
時間が早く経つからね。
「お先に失礼します」
「百瀬さん、お疲れ!」
同じホールの先輩に見送られ、あたしは事務所へと向かう。
事務所のドアを開けると、そこには同じく上がったばっかりのダイ君がいた。
「お疲れ、ダイ君!」
「琴弥ちゃんやないか!お疲れ様やなぁ!」
ダイ君は事務所のソファーに座って、コーヒーを飲んでいる。
あたしはダイ君の向かい側のソファーに座った。
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