絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
「へ…?」
予想外の言葉に、あたしの口からは自然と声が漏れる。
「明日、夕方からシフト入っていない人達だけで、このファミレスの忘年会をしようと思ってるんだ。
二人はシフト入ってたりする?」
「いえ、あたしは…」
「俺もです」
どうやら、ダイ君も明日はシフトが入っていないらしい。
…どんだけあたし達被ってるんですか。
「明日夜六時に、駅前集合っていう事を、みんなに伝えといてもらえる?
俺、今から別の仕事だからさ」
よろしく、とだけ言い残して、柏木さんは忙しそうに去っていった。
…なんだったんだ?あの人…。
.