絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



ダイ君はそんなあたしを嫌がる事なく見守ってくれる。


そして、さりげなくあたしを抱きしめた。


ゆっくりと、包み込むようにして。




「あ…あのねっ…」



「うん…」



「ダイ君待ってる間に…岬サマが女の人とっ…歩いてる所見ちゃって。

いつの間にかあたし…岬サマの事追いかけてて…。

…岬サマ、笑顔だったの…照れくさそうに笑ってたのっ…!!」



「うん…」



「あたしの事…眼中にないって分かりきっちゃって…。

もう…嫌だよっ―――!!」



「琴弥ちゃん…」





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