絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
それにしても…
「ちょ…何それ!岬サマが?というか、岬サマに彼女いたの?あたし聞いてないし!」
…驚きすぎでしょ、茜さん。
あたしは目の前に置かれた、ホットココアを飲む。
「あたし…茜に岬サマの彼女の話してなかったっけ?」
「してない!言ってない!聞いてないーっ!」
バタバタ暴れ出す茜。
あたしは唇を尖らせる。
「ご…ごめん」
「いいから!早く岬サマの彼女について話して!」
暴走した茜は、さすがのあたしでも止められない。
あたしはため息をひとつつくと、茜の目をしっかりと見た。
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