絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



驚くあたしをよそに、結衣さんは話を続ける。




「私は岬のお父さんの兄の子供でね?岬より7歳年上なの。

分かってくれた、琴弥ちゃん?」




まさか。


まさか岬サマの彼女だと思ってた人が

…岬サマの従兄弟だったなんて。



全ての騒動は…

あたしの、勘違い…。




それでも、あたしには疑問だらけだった。




「従兄弟なのは理解出来ました。

だけど…なんで最近、やたらと二人でいたんですか?」



「もしかして、琴弥ちゃん見てたの?」



「何回か、二人でいる所を見ました…」




気まずそうに言うと、結衣さんは無言でカバンを探り始めた。




.
< 278 / 394 >

この作品をシェア

pagetop