絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



そっと呟くと、岬サマは少しだけあたしを見て、隣のテーブル席に座った。


岬サマは、ずっと結衣さんの顔を見ている。




「…結衣、聞いてんのか」



「―――ばないで」



「は?」



「いつも言ってんだろーがっ!!呼び捨てにすんなよ、このクソガキ!!」




次の瞬間。

結衣さんの拳が、岬サマの綺麗な顔にブチ当たっていた。


拳がクリーンヒットした岬サマは、そのままテーブルに倒れていく。




「…な…ななっ…!!」




あたしは、この状況にただただ驚くばかりだった。




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