絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



「へっ…?」




何も答えようとしない岬サマと結衣さん。



…あたし、何かマズイ事言った?

というか、言っちゃいましたよね?



あわあわと慌てだした時、結衣さんが優しい口調で話し出した。




「…元々から、ここの喫茶店で岬と待ち合わせしてて」



「え…?」



「琴弥ちゃんにはさっき話したでしょう?岬の事について。

…その調査が終わって、岬に報告しようと思ってたの」




淡々と語る結衣さんの目は、いつの間にか、仕事をする目に変わっていた。




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