絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
12-☆ずっと一緒に☆-
「…岬様、今なんとおっしゃいました?」
「だから、実家に連れてけっつってんの!」
あたしの前には、軽く睨みを効かせている岬サマ。
そして…
「…何があったんですか、この状況は」
突然の岬サマの発言に、驚きっぱなしの笹山さん。
全てが明かされてから、まだ一日しか経っていない。
あたしにとっては、あまり時間が経ったようには思えなかった。
時間はあまりにも早く過ぎ去ってしまう。
そんな当たり前のようで気が付かなかった事を、あたしはひしひしと実感していた。
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