絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



「…岬!?」



「何やってんの、岬サマ!」




同時にあたしと亨さんの声が響く。



あの、強気でクールで人に反抗してばっかりの岬サマが…

亨さんに向かって、土下座してるなんて…。




「やめるんだ、岬」



「ぜってーにヤだね!」



「岬!!」




岬サマと亨さんの口論が続く。


あたしはこの状況を、ただ突っ立って見ている事しか出来なかった。




「みさ―――」



「お願いだから、謝らせてくれよ!」




大きな岬サマの声が、部屋中に響き渡った。




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