絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



すこし時間が経った後、岬サマは照れくさそうに亨さんから離れた。


そして、今の出来事を全部目撃していたあたしと視線を合わせた。




「…今の事、学校に広めたら許さねぇ」



「絶対に広めないから大丈夫!」




…というか、その前に岬サマファンの怒りを買う事になるしね。

それだけは絶対に避けたい。




「…琴弥さん」



「は…はい!」



「少しだけ、お話いいですか?」




立ち上がりながら、亨さんはあたしを見る。


何かを察知したのか、岬サマは無言で部屋を出て行った。




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