絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



「まだ…あたしはお世話になっていいんですか…?」



「勿論ですよ。

岬の事を、これからも支えてやって下さい。

…よろしくお願いします」



「…はい!」




正直、不安だった。



岬サマと亨さんとの関係が戻れば…

岬サマはあたしを捨てて、ここで暮らし始めるんじゃないかって。



でも…実際は違った。


ひとりぼっちじゃない。

岬サマがいてくれるんだ。




…ありがとうを言いたいのは、あたしの方だ。




亨さんに満面の笑みで会釈をすると、あたしも部屋を出た。




.
< 357 / 394 >

この作品をシェア

pagetop