絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
「おはよう、琴弥!」
「琴弥ちゃん、おっはー!」
教室に着けば、茜とダイ君という、最高の友達があたしを迎えてくれる。
…なんて幸せな事なんだろう。
「そう言えば…聞いてや琴弥ちゃん!茜ちゃんがやっぱり俺に酷いねん!」
「アンタの寒いギャグよりかはマシだよ」
茜はダイ君の頭を本気でシバく。
その場に倒れこんでうめくダイ君は、なんだかんだ言って嬉しそうで。
…正真正銘のMなんじゃないか?って最近思い始めた。
そうそう、ダイ君と言えば。
今はこんなにも元気だけど、ほんの少し前まではものすごく元気がなかった。
まるで、食に飢えている人間のようだった。
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