絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



「…ウソ」



「嘘じゃねぇから」



「あたしの事を…?」



「当たりめーじゃねぇかよ」



「…こんなあたしでいいの?」



「…お前じゃないと無理なんだよ」




クリアだったあたしの視界を、段々と涙が奪っていく。



これは…夢?

頬をつねってみるけど…痛いよ。




ずっと夢見てた。


あたしの想いが岬サマに届く日を。




「…あたしも、岬サマが大好き!」




あたしは、世界中に届くような大きさで、言ってやった。




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