絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
03-☆危険信号点灯☆-
「俺、目玉焼きは半熟って決まってんだけど」
「何をおっしゃるんですか!
琴弥様の朝食に文句をつけないで下さい、岬様」
朝から飛び散る火花。
目の前で繰り広げられる男のバトルに、あたしは苦笑いをするしかなかった。
岬サマと同居し始めて数週間。
あたしは掃除、洗濯、料理…など、家事に追われる毎日を過ごしている。
岬サマは相変わらずで、今みたいに笹山さんとバトルを繰り広げる事もしばしば。
笹山さんは忙しい中、毎日あたし達の送り迎えを継続してくれている。
そして最近では、あたしと岬サマと共に、朝食と夕食を食べる事が日課となっていた。
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