学園という名の地獄
冷ややかな目線。


そして、勝手に進められていく会議。


「まっ、待ちなさい!私が来る前に会議を始めていいと思ってますの!?私に逆らったら、どうなるか―――」


「うるさい!黙っててくれる?」


全員の目線をうける。


「では、今週のドレイは三井綾香。そして…特例として、永久ドレイはあなた!」


中央の教卓にたった者が私を指差す。


信じられない――まさか私が…


「あなたたち、私に逆らうつもりですの!?お父様に頼んで、全員退学処分にすることだってできるのよ!?」


「それは不可能だわ!」


!?


私に不可能なんて文字はない!


「きっとあの人、ロビーの張り紙を見なかったのよ…」

「一度ロビーを見てきたらいいんじゃないの?」


私は走ってロビーへ向かう。


ロビーの掲示板には―――
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