学園という名の地獄
今教室へ戻ったらまた冷えた目線をうけるだけだ。


今日は帰ろう…。


門を出ると、緑のワゴン車が止まっていた。




――――まさか――――



ワゴン車から男が出てきて、私の腕と口をおさえる。



ワゴン車の中へ押し込まれる。



「っや・・・」


暴力をふるわれる。




外からは誰かの笑い声が聞こえる―――



「ぜーんぶ、あんたがやった事じゃない。…あなたの行いが悪かったからよ!」
< 22 / 23 >

この作品をシェア

pagetop